【freee会計】個人事業主向け3プランの違いを徹底解説!「スターター」「スタンダード」「プレミアム」どれを選ぶ?

freeeプランの違い

freee会計は、個人事業主向けに3つのプランが用意されています。

事業のステージや規模によってプランを選べるようになっていますが、いまいち違いがわからなかったり、最適なプランがどれなのか選べなかったりしませんか?

今回は、freee会計の個人事業主向けプラン3つについて、違いや選び方などをご紹介していきます。

目次

個人事業主向けのfreee会計3プランとは?

freeeには個人事業主向けに3つのプラン「スターター」「スタンダード」「プレミアム」が用意されています。
これらのプランの違いをまとめたものがこちらです。

スタータースタンダードプレミアム
料金年払い980円/月
(11,760円/年)
1,980円/月
(23,760円/年)
3,316円/月
(39,800円/年)
月払い1,480円/月2,680円/月設定なし
記帳・確定申告確定申告書の作成⚪︎⚪︎⚪︎
銀行口座やクレジットカードの連携⚪︎⚪︎⚪︎
領収書やレシートの画像アップロード
(月5枚まで)
⚪︎⚪︎
レポート機能貸借対照表・損益計算書⚪︎⚪︎⚪︎
損益レポート・現預金レポート⚪︎⚪︎⚪︎
月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポート×⚪︎⚪︎
サポートメール・チャットサポート⚪︎⚪︎⚪︎
電話サポート××⚪︎
消費税申告×⚪︎⚪︎
請求書の作成⚪︎⚪︎⚪︎
税務調査サポート補償××⚪︎

機能、サポートサービス、レポート機能に分けてもう少し違いを細かく見ていきましょう。

freeeプラン別「利用できる人数」の違い

まずはfreeeを利用できる人数の違いを見ていきましょう。freeeを何人で利用するかどうかはプラン選びでは最初の大事なポイントです。

スタータースタンダードプレミアム
利用できるメンバー数1人3人3人
メンバー追加×⚪︎
4人目以降は追加料金
⚪︎
4人目以降は追加料金
税理士招待⚪︎⚪︎⚪︎

freeeを2人以上で使うなら、スタンダードプラン以上を選びましょう。どのプランでも税理士招待は可能です。

freeeプラン別「基本機能」の違い

次に、freeeの基本機能の違いを見てみましょう。
「全てのプランに共通している機能」「スターターとスタンダードで異なる機能」「プレミアムだけにある機能」に分けて解説していきます。

全てのプランに共通している基本機能

まずはすべてのプランに共通して利用できる主な機能の一覧がこちらです。
これらはすべてのプランで、制限なく使うことができます。

スタータースタンダードプレミアム
確定申告書&決算書の作成・提出⚪︎⚪︎⚪︎
手動で取引登録⚪︎⚪︎⚪︎
銀行口座やクレジットカードの連携⚪︎⚪︎⚪︎
見積書・請求書・納品書の作成⚪︎⚪︎⚪︎
電子帳簿保存法対応⚪︎⚪︎⚪︎
税区分の設定⚪︎⚪︎⚪︎
自動登録ルールの設定⚪︎⚪︎⚪︎

スタータープランとスタンダードプランで差がある基本機能

続いて、スタータープランとスタンダードプランで差がある機能の一覧がこちらです。
ちなみに、スタンダードプランで使える機能はプレミアムプランでもすべて利用できます。

スタータースタンダードプレミアム
領収書やレシートの画像アップロード
月5枚まで
⚪︎⚪︎
消費税申告×⚪︎⚪︎
定期請求・合算請求×⚪︎⚪︎
月締め機能×⚪︎⚪︎

定期請求は、定期的に発生する請求書を、あらかじめ設定した周期毎に自動で作成できる機能です。
合算請求書は、1か月分をまとめて請求する場合などに、作成済みの複数の見積書や納品書を合算して請求書を発行できる機能です。

月締め機能は、その期間内の日付で仕訳を登録・編集・削除することをできなくする機能です。

消費税申告がある場合には、スタンダードプラン以上を選びましょう。
レシート類の画像をfreeeに保存したい方も、制限なく使えるスタンダードプラン以上がおすすめです。

プレミアムプランだけ使える基本機能

プレミアムプランだけ使える機能がこちらです。

スタータースタンダードプレミアム
カスタム権限管理××⚪︎
仕訳承認××⚪︎
部門階層・配賦計算××⚪︎
経費精算機能××⚪︎

これらの機能が必要なければ、スタンダードプランで十分だと思います。

カスタム権限管理とは?

カスタム権限とは、メンバーが利用できる機能を取引や申請内容ごとに細かく設定できる機能です。

仕訳承認とは?

仕訳承認とは、担当者が入力した仕訳について、承認者のチェックを経てから会計帳簿に反映させることができる機能です。

部門階層とは?

部門階層とは、部門内に階層を持たせる機能で、本格的な部門別会計を行うことができます。

freeeプラン別の「サポートサービス」の違い

サポートサービスもプラン選びでは大事なポイントです。プランごとのサポート内容の違いがこちらです。

スタータースタンダードプレミアム
メール・チャットサポート⚪︎⚪︎
(優先サポート)
⚪︎
(優先サポート)
電話サポート××⚪︎
まるごと導入サポート××⚪︎
税務調査サポート補償××⚪︎
税務調査サポートとは?

税務調査サポート補償とは、税務調査時に無料で税理士を紹介してもらえて、最大50万円までの税理士費用を補償してもらえるサービスです。

スタンダードプラン以上であれば、メール・チャットサポートを優先して受けられます。
電話サポートなど手厚いサービスをしてもらいたいならプレミアムプランがおすすめです。

freeeプラン別の「レポート機能」の違い

レポートについても、プランによって使える機能に差があります。主なレポート機能はこちらです。

スタータースタンダードプレミアム
損益レポート⚪︎⚪︎⚪︎
現預金レポート⚪︎⚪︎⚪︎
収益レポート/費用レポート⚪︎⚪︎⚪︎
入金管理レポート/支払管理レポート×⚪︎⚪︎
総合振込ファイル出力×⚪︎⚪︎
資金繰りレポート×⚪︎⚪︎
日次残高推移×⚪︎⚪︎
貸借対照表・損益計算書の月次推移×⚪︎⚪︎

入金・支払管理レポートや月次推移表は月次での財務管理に役立つ機能です。こういった機能を使う場合はスタンダードプランを選びましょう。

まとめ

freeeの個人事業主向けプラン3種類について、違いをご紹介しました。

  • 最低限の記帳ができれば問題ない方は「スタータープラン」で十分。
  • 消費税申告をするなら「スタンダードプラン」。迷ったら「スタンダードプラン」がおすすめ。
  • 電話サポートなどの手厚いサービスや、部門別の管理をしたい場合には「プレミアムプラン」がおすすめ。

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