【個人事業主】普通預金に利息がつき、利息の一部が源泉所得税等として差し引かれた

仕訳例

普通預金に利息1,000円がつき、源泉所得税等として203円が差し引かれた。

仕訳方法は、総額で記帳する場合と純額で記帳する場合の2パターンあります。どちらでも問題ありません。

総額で仕訳する場合

借方科目借方金額貸方科目貸方金額摘要
普通預金797事業主借1,000預金利息
事業主貸203源泉所得税等

純額で仕訳する場合

借方科目借方金額貸方科目貸方金額摘要
普通預金797事業主借797預金利息

個人事業主の場合、預金利息は「利子所得」になります。事業所得ではないので、「事業主借」「事業主貸」で処理します。

預金の受取利息に対する源泉所得税等は、所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%=20.315%です。

クラウド会計での記帳方法

マネーフォワード

「振替伝票入力」画面を開きます。

  1. 複数行の仕訳にするため、左上の➕ボタンを押します。

以下の仕訳を登録します。

  1. 借方(1段目)勘定科目「普通預金」、税区分「対象外」、源泉所得税を差し引いた利息
  2. 借方(2段目)勘定科目「事業主貸」、税区分「対象外」、源泉所得税等
  3. 貸方勘定科目「事業主借」、税区分「対象外」、預金利息の総額
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