商品を値引き販売した

仕訳例

定価10,000円の商品を掛けで売り上げて、1,000円の値引きをした。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額摘要
売掛金9,000売上高10,000売掛金売上(値引き)
売上値引高1,000

クラウド会計での記帳方法

ここでは、消費税の課税形式が「原則課税」の場合を例に説明します。

マネーフォワード

「振替伝票入力」画面を開きます。

  1. 複数行の仕訳にするため、左上の➕ボタンを押します。

以下の仕訳を登録します。

  1. 借方(1段目)勘定科目「売掛金」、税区分「対象外」、値引き後の金額(受け取る金額)
  2. 借方(2段目)勘定科目「売上値引・返品」、税区分「課売 – 返還10%(※1)」、値引き額
  3. 貸方勘定科目「売上高」、税区分「課売10%(※2)」、値引き前の金額(定価)

※1 軽減税率の対象となる取引の場合は、税区分を「課売 – 返還 (軽)8%」にします。
※2 軽減税率の対象となる取引の場合は、税区分を「課売 (軽)8%」にします。

freee

「取引」→「収支取引・資金移動の登録」の画面を開きます。

  • 「詳細情報を登録」をクリック
  • 「控除・マイナス行を追加」をクリック

以下の取引登録をします。

  1. 区分「収入」
  2. 決済ステータス「入金予定」
  3. 1行目(▲がついていない行)の勘定科目「売上高」、値引き前の金額(定価)
  4. 2行目(▲がついている行)の勘定科目「売上値引高」、値引き額