【2024年版】freeeと弥生の違いを徹底比較!個人事業主向けのクラウド会計ソフト

freee-弥生比較

freeeと弥生は、個人事業主向けのクラウド会計ソフトではトップを競う人気があります。

しかし、freeeと弥生のどちらを選んだらいいか迷われている方も多いのではないでしょうか?

今回は、2024年の最新情報をもとに、両者の違いをカテゴリーごとに詳しく解説していきます。

弥生には、個人事業主向けのクラウド会計として白色申告用と青色申告用がありますが、ここでは「やよいの青色申告オンライン」で比較していきます。

目次

freeeと弥生の比較一覧

freee会計やよいの青色申告オンライン
トップ画面
プラン&料金(年払い時)スタータープラン:980円/月

スタンダードプラン:1,980円/月

プレミアムプラン:3,316円/月
セルフプラン:858円/月
(初年度無料)
ベーシックプラン:1,438円/月
(初年度無料)
トータルプラン:2,500円/月
(初年度半額)
ファイルボックス機能⚪︎※⚪︎
手入力の記帳⚪︎⚪︎
銀行口座明細の自動取得⚪︎⚪︎
クレジットカード明細の自動取得⚪︎⚪︎
自動仕訳機能⚪︎
レシート撮影&仕訳作成◎※⚪︎
外部サービスとの自動連携⚪︎⚪︎
確定申告⚪︎⚪︎
消費税申告⚪︎※⚪︎
e-Tax連携⚪︎⚪︎
請求書作成⚪︎△(Misocaと連携する必要あり)
レポート機能◎※⚪︎
サポートサービスチャットサポート
メールサポート
電話サポート※
まるごと導入サポート※
税務調査サポート補償※
チャットサポート
メールサポート
電話サポート※
業務相談※

※一部プランで制限あり

freeeと弥生では装備されている基本機能に違いはほとんどありません。ただし、操作面や細かな機能の点では差があるのでこの後詳しくみていきます。

\ まずは無料トライアル /

freeeと弥生の「料金プラン」の違い

freeeも弥生も、個人事業主向け(青色申告)のプランとして3種類用意されています。
どちらも、「ミドルプラン」がおすすめプランとして紹介されています。

全体的にfreeeよりも弥生の方が基本料金はリーズナブルです。
また、弥生はプランによっては初年度のみ1年間無料ですべての機能が使えます。

最安プラン

freee会計やよいの青色申告オンライン
プラン名スタータープランセルフプラン
料金年払い:980円/月(11,760円/年)
月払い:1,480円/月
年払い:858円/月(10,300円/年)
月払い:設定なし
初年度は無料
レシート撮影&アップロード月5枚まで⚪︎(枚数制限なし)
消費税申告×⚪︎
サポートサービスチャットサポート
メールサポート
×

弥生は最安プランでもすべての機能を使うことができます。消費税申告も可能です。ただし、サポートサービスはついていないので、わからない点などはWebFAQで調べることになります。

ミドルプラン(おすすめプラン)

freee会計やよいの青色申告オンライン
プラン名スタンダードプランベーシックプラン
料金年払い:1,980円/月(23,760円/年)
月払い:2,680円/月
年払い:1,438円/月(17,250円/年)
月払い:設定なし
レシート撮影&アップロード⚪︎⚪︎
消費税申告⚪︎⚪︎
サポートサービスチャットサポート
メールサポート
チャットサポート
メールサポート
電話サポート

どちらのミドルプランも消費税申告に対応しています。
弥生はミドルプラン以上で電話サポートも受けられます。

上位プラン

freee会計やよいの青色申告オンライン
プラン名プレミアムプラントータルプラン
料金年払い:3,316円/月(39,800円/年)
月払い:設定なし
年払い:2,500円/月(30,000円/年)
月払い:設定なし
レシート撮影&アップロード⚪︎⚪︎
消費税申告⚪︎⚪︎
サポートサービスチャットサポート
メールサポート
電話サポート
税務調査サポート補償
まるごと導入サポート
チャットサポート
メールサポート
電話サポート
業務相談

どちらのプランも、電話サポートまで受けられます。
freeeでは導入サポートも受けられるので、ほかの会計ソフトからfreeeに乗り換えるときも安心です。
弥生は、操作サポートに加えて、経理業務や確定申告の相談もできる点が特徴です。

freeeと弥生の「手動」での記帳の違い

次に、手動で帳簿付けをする画面の違いをみていきます。
どちらも、仕訳形式の入力方法と、初心者にもやさしい入力方法が用意されています。

簡単入力画面の比較

まずは簡単入力画面の比較です。比べてみると、freeeと弥生の入力画面構成にかなり違いがあります。

freee会計
やよいの青色申告オンライン
freee

freeeでは仕訳プレビューで確認しながら入力ができるので、複式簿記の方が慣れている方には便利です。
「詳細登録」ボタンから、複数行仕訳の入力や証憑添付もできるので、とても使いやすいと感じます。

freeeでは、仕訳形式ではなくこちらの形式での帳簿付けが一般的なので、機能がたいへん充実しています。

弥生

弥生は一度登録ボタンを押さないと仕訳が確認できません。
しかし、日付をカレンダーから選択できたり、金額を電卓形式で入力できるなど、初めて記帳をする人には入力しやすい工夫があります。

また、消費税のインボイス対応の機能も充実していて、仕入税額控除の区分も細かく設定できます。

画面の切り替えの速さやなど、動作速度はfreeeの方が優れているように感じます。弥生はもたつきを少し感じるので、クラウド上でもサクサク作業を進めたいならfreeeがおすすめです。
入力画面もfreeeの方が洗練されている印象です。

仕訳形式での入力画面の比較

次に、仕訳形式での入力画面の比較です。こちらも、freeeとマネーフォワードの入力画面構成にかなり違いがあります。

freee会計
やよいの青色申告オンライン
freee

freeeでも仕訳形式で入力できる画面が用意されています。最近のアップデートで、以前よりかなり入力しやすくなりました。
ショートカットキーも用意されていて、複式簿記の形式に慣れている方には使いやすいのではないでしょうか。

ただし、freeeではこちらの仕訳形式での入力よりも、取引登録(簡単入力画面)からの入力の方が一般的ですので、最低限の機能のみ備わっているという印象です。

弥生

弥生の仕訳形式での入力画面は、非常にシンプルな構成です。手書きの仕訳や従来の会計ソフトに慣れている方にはとても入力しやすいのではないでしょうか。

それに、とても便利なのが「仕訳例を探す」という機能です。「クレジットカードの売上」など、取引内容を選択するだけで仕訳の勘定科目と摘要欄を自動で入力してくれます。

freeeと弥生の「レシート撮影」による記帳の違い

freeeも弥生も、専用アプリを使ってレシートをカメラで撮影すると、仕訳に必要な情報を読み取ってくれる機能があります。
画像を仕訳に添付することもできるので、後から仕訳の元資料を確認しやすく、とても便利な機能です。

freee会計
やよいの青色申告オンライン
freee

freeeはアプリの「レシート撮影」からレシートの写真を撮ることができます。
スタンダードプラン以上だと、連続で最大20枚まで撮影することができるので、まとめてアップロードする際に便利です。
アップロードできる枚数も、スタンダードプラン以上では上限がないのも特徴です。

撮影したレシートから取引登録することも可能ですし、ひとまずファイルボックスに格納しておいて後から仕訳に添付することも可能です。

弥生

弥生はレシート読取専用アプリからレシートの写真を撮ることができます。弥生も、連続で最大10枚まで撮影することができます。
また、最安プラン(セルフプラン)でも枚数制限なく取り込むことが可能です。

撮影したレシートには発行元やメモなどを記載することができますが、仕訳作成は行えません。仕訳を作成する時には、PC上で作業することになります。

freeeと弥生の「自動仕訳」による記帳の違い

銀行口座やクレジットカードをAPI連携することで、明細を自動でクラウド会計に取り込んでくれる機能があります。
さらに、明細内容から仕訳の勘定科目などをある程度推測してくれたり、あらかじめ登録した自動仕訳ルールに沿って仕訳を作ってくれます。

こちらも、freeeと弥生では操作面や機能面でいくつか違いがあります。

freee会計
やよいの青色申告オンライン
freee

freeeは入金と出金で色分けされていて、見た目でわかりやすいのがポイントです。

また、自動登録ルールをしっかり作り込んでおけば、明細を同期した時点で仕訳登録まで完了できるので、完全自動仕訳が可能です。

一方、仕訳形式で確認するには、「詳細」から「仕訳プレビュー」ボタンを押さないといけないのが少し面倒かもしれません。

弥生

弥生はとてもシンプルな一覧表形式で操作できます。アイコンで、仕訳ルールの適用の有無、エラーの有無、取込元のサービスなどを表示してくれるのも使いやすいポイントです。

一方、自動仕訳ルールはfreeeのような細かな設定はできません。仕訳ルールを作り込んで、仕訳の自動化を施局的に進めたい方は、freeeの方が向いているかもしれません。そのようなが必要なければ、弥生の仕訳ルールでも十分ではないでしょうか。

freeeと弥生の「連携できるサービスやサイト」の違い

提携している電子マネーや決済サービスであれば、freeeや弥生と連携して明細を取り込むことができます。取り込んだ明細は、先ほど解説した自動仕訳機能で帳簿付けしていくことになります。

freeeと弥生では、連携できるサービスやサイトに違いがあるのも特徴です。

freee会計
やよいの青色申告オンライン

銀行口座とクレジットカードを除いた連携サービス数で比べると、2024年5月時点で、freeeは約30サービスとの連携が可能なのに対して、弥生では約23サービス(自社サービス除く)との連携ができます。
事業で使っているサービスが連携できるかどうかも、クラウド会計ソフトを選ぶ際のポイントになりそうです。

弥生は外部サービスとの連携がやや弱い印象ですが、特に連携の必要がなければ問題ないと思います。

freeeと弥生の「確定申告機能」の違い

freeeも弥生も、所得税の確定申告をする機能が備わっています。

freee会計
やよいの青色申告オンライン

freeeもマネーフォワードも確定申告に関しての基本的な機能は同じです。
freeeは、スマホの専用アプリを使ったe-Taxによる電子申告が可能です。
一方、弥生では「確定申告e-Taxオンライン」にてPCからe-Taxで電子申告します。
スマホで提出できるfreeeの方が利便性が高そうです。

freeeと弥生の「請求書の発行機能」の違い

freeeと弥生のいずれも、請求書を作成・発行できる機能があります。

事前にフォーマットを用意しておけば、あっという間に綺麗な請求書を作成することが可能です。
作成した請求書を使って記帳まで行えるので、売掛金の記載ミスや記載漏れを防ぐこともできます。
請求書以外にも、見積書、納品書、発注書、領収書なども作成できます。

ただし弥生は、「Misoca」という請求書作成プランに別途申し込みが必要です。

freee会計
やよいの青色申告オンライン
freee

freeeは、請求書作成の機能がfreee会計の中にすでに備わっています。作成した請求書から取引登録するのもとてもスムーズです。
作成した請求書は、freeeから直接メールで送付することができますし、PDFにダウンロードすることも可能です。
郵送で送付したい場合には、郵送作業を代行してもらうこともできます。料金はどのプランでも1通170円(税抜)です。

弥生

弥生の場合は、「Misoca」という請求書作成サービスを別途契約した上で、弥生会計とデータ連携することになります。

Misocaは、作成する請求書枚数によって料金が変わり、月10枚までは無料で利用できますが、10枚を超えると料金がかかります。

請求書を郵送で送付したい場合には、Misocaの有料プランの契約があれば郵送作業を代行してもらうこともできます。料金は1通160円です。

freeeと弥生の「レポート機能」の違い

財務分析や資金繰り用のレポート機能が備わっているのも、クラウド会計ソフトの特徴です。

ここではミドルプラン以上で使えるレポートで比較してみます。

freee会計
  • 入金管理レポート
  • 支払管理レポート
  • 収益レポート
  • 費用レポート
  • 損益レポート
  • 現預金レポート
  • 資金繰りレポート
やよいの青色申告オンライン
  • 日々取引レポート
  • 損益レポート
  • 科目別損益レポート
  • 取引先別損益レポート
  • 貸借レポート

レポートの種類はfreeeの方が多いことがわかります。
特に、freeeの「入金管理レポート」と「支払管理レポート」は、売掛金や買掛金の決済状況を、取引先や期間を絞って確認できるのでとても便利な機能です。

freeeと弥生の「サポートサービス」の違い

freeeもマネーフォワードも、操作で困った時などに問い合わせができるサポートサービスが用意されています。

freee会計
  • チャットサポート
  • メールサポート
  • 電話サポート※
  • まるごと導入サポート※
  • 税務調査サポート補償 ※

※プレミアムプランのみ

やよいの青色申告オンライン
  • チャットサポート
  • メールサポート
  • 電話サポート
  • 業務相談

すべて、ベーシックプラン以上のみ

freeeでは最安プラン(スタータープラン)でもチャットとメールでのサポートを受けられますが、弥生ではセルフプランだとサポートを受けられません。
弥生で、操作サポートも欲しいという方は、ベーシックプランをおすすめします。
また、弥生の場合は、操作サポート以外にも、仕訳や経理業務などの相談をすることができます。契約中はいつでも相談できるので安心なサービスです。

個人事業主向けクラウド会計の市場シェア

freeeと弥生はクラウド会計ソフトの中では上位2件に位置しています。
2023年度における、個人事業主向けのクラウド会計ソフトについて、両者のシェアを見てみましょう。(MM総研HPより)

弥生とfreeeが市場シェアの1位と2位を占めています。この2社だけでも全体の80%近くを独占しているのがわかります。

こちらのグラフでは、弥生には「やよいの青色申告 オンライン」と「やよいの白色申告 オンライン」の利用者が含まれます。
白色申告の個人事業主であれば無料プランを使えるため、弥生のシェアが多くなっていると考えられます。

freeeと弥生のメリット&デメリット

freeeと弥生間で比較したときのそれぞれのメリットとデメリットをまとめたものがこちらです。

freee会計やよいの青色申告オンライン
メリット・複式簿記に馴染みがなくても使うことができる
・売掛金や買掛金の決済状況を管理しやすい
・自動仕訳機能やレシートから取引登録する機能がとても充実
・全体的に動作がスムーズで早い
・freeeより料金が安い(初年度無料!)
・経理経験者や簿記に慣れている方にはとても操作しやすい
・複式簿記に慣れていない場合でも「かんたん取引入力」を使えば記帳が可能
・初心者には「仕訳例」機能がとても便利
デメリット・弥生より料金がやや高い
・従来の会計ソフトや複式簿記に慣れている方にとっては、最初は使いずらい
・全体的に動作が遅い
・freeeに比べると自動仕訳機能が弱い
・請求書作成には別アプリを使用する必要がある
・レシート取り込みアプリから仕訳まで作成することができない

個人的には弥生の動作スピードのもたつきが気になります。ダウンロード版の弥生であればもっと早く動きそうです。
必要な機能をお手頃な価格で利用したい場合には弥生がおすすめです。

どちらも無料でのお試し利用が可能です。実際にいくつか仕訳を登録してみて、両者の違いを比べてみるのをおすすめします。
ぜひ両者のクラウド会計ソフトの最新技術を体験してみてください。

まとめ

freeeも弥生も基本的な機能はほぼ同じですが、細かくみてみるとさまざまな違いがあります。
どちらが向いているかどうかは、ぜひ実際にお試しで使って比べてみることをおすすめします。

例えば、無料お試し期間を利用して、両方並行して記帳をしてみて、使いやすい方を判断するのも一案です。
ご参考にしてみてください。

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